【はじめに】
今回、若久緑園の子どもたち8名が富士登山のチャレンジに際し、応援・支援、本当にありがとうございました。
このプロジェクトのテーマの「子どもたちの成長が社会をやさしく。富士登山チャレンジの実現へ」を体現する機会となりました。
それは福岡空港に戻った時に、迎えにきていただた多くの方々が横断幕をもって子どもたちを待っていた時の、えがお、えがお!!
この空気感はまさしく、子どもたちの成長が社会をやさしく!の時間になりました。
このプロジェクトの実現のためには、資金調達が大きな課題でした。初めてのクラウドファンディングの利用も「本当に資金が集まるのだろうか?」と不安がありましたが、多くの賛同者をえて、富士登山チャレンジの下地ができました。
それも、応援していただいた方たちがあってこそだと感じています。
そして、このプロジェクトの主体者名を「にほんいち高い山に登り隊」としたことを誇りにも思います。それは主体は子どもたちであること忘れずにいたことでもあると思っています。
【結果報告】
にほんいち高い山に登り隊の面々はこのチャレンジ(これまでのプロセスも含め)を通じて、大きな成長をみせてくれました。
前日まで、天候の不安もある中、静岡入りした私たち一行は、子どもたちが主人公であることを意識しながら、場合によっては中止も視野において宿舎でミーティングをしました。
そして、令和元年7月23日(火)早朝4時30分宿舎を出て、5時40分に富士山五合目に到着しました。すでに雲の上にいるような雰囲気の中で雨も降ってなく、まずは高山病対策でしばらく、そこで過ごし、6時40分、いざ、富士山頂に向かっていくことになりました。
数日前に日本海側を通過した台風の影響か、気圧変動を感じてのチャレンジとなり、子ども、サポーターとも頭痛に苛まれる状況下でしたが、幸いにして大雨にはならずに天気は味方してくれた気がしています。
そして、3000メートルを超えていく中で、子どもたち8名のうち、2名が体調を崩す中で、なんとかふんばりながらも9合目で断念することもありました。でも、ここまで九州の山々に登る中でトレーニングを行い、富士山チャレンジしたことこそ、大きな価値があったと思います。このプロセスの中で、また大きな成長を感じる場面がありました。
苦難の道と言ってしまえば簡単ですが、そう簡単に攻略できる山でないことを体験して気づくことにもなりました。なにせ、3776メートルの日本一高い山です。
そしてサポーターとして、活躍していただいたボランティア3名、法人評議員1名、職員6名の動きも特筆されます。子どもたちを中心におき、富士登山をぞんぶんにサポートしていただきました。リーダーのSEED中村氏の状況判断に随分助けられました。
今回、資金調達としてクラウドファンディングで1,418,000円の応援をいただきました。
飛行機代・宿泊代が大きな支出(約66万円)となりましたが、思いのほか、多く資金が集まり、食事や移動(レンタカー)も含め、安全・安心の支援環境が提供できたのではないかと感じています。
また収支報告については、このプロジェクトの報告書に明記してみなさんに送付いたします。また、余った資金については、若久緑園の子どもたちの活動に使用させていただきます。
リターンについては、いましばらくお待ちください。
このプロジェクトの体験も文集(写真含む)を作成したいと考えています。
9月1日発送を目標にしています。
下記の写真は富士山火口です。壮大な雰囲気です。
そして、山頂での記念写真です。
6名の子どもたちが山頂にたどり着きました。
あっぱれ!
5合目に戻ってきて、子どもたちも感無量。
いい体験したなぁと感じます。
登山の最中は精一杯で・・時間の経過とともにじわりと感動がきそうです。
この体験が子どもたちの自信となり、今後の人生の糧になることを祈るばかりです。
このプロジェクトは一区切りつきますが、今後も若久緑園の子どもたちの活動を温かく見守っていただけたらと思います。
子どもたちは日々の生活の中で一生懸命生きています。
富士登山に行った子どもたちのみならず、自信を深める活動をできるだけ準備できるように支援しています。
これからも、子どもたちが健やかに生きていける社会になるように実践を積み重ねていきます!
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